ー遺品のチャネリングー

現在モノにチャネリングするセッションは、

八百万の神に聞くというセッション名ですが、

始めた時は、

『あなたの身近なモノにチャネリングします』という様な仮の名前でスタートしました。

そのモニター募集をしていた際に、

一番びっくりしたメッセージの紹介をしたいと思います。

このセッションでは、対象物のお写真を送ってもらっています。

ある日、下記の様なお写真が送られて来ました。

誰の物だとか、そんな事は知らずにチャネリングしたのです。

でもね、この手袋の持ち主、タダモノではない！すぐにわかりましたよ。

下記に記しますが、まずはメッセージを読んで下さいませ。

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波打ち際を走っている。

皆んなは、潮干狩りに夢中。

私は、走ると、
パシャパシャとなる、
この音と感触が好きなだけ。

ロープで、バレない様に、

そぉっと降りてくる。

誰もいない場所、

誰もいない世界を見渡す。

走っていたい、

泳いでいたい、

この広々とした世界全部、

わたしのもの。

できる事なら、

この輝く刹那に閉じ込められたい。

時間を氣にして生きるのは悲しい。

耕すのは苦手。

種をばら撒くのは好き。

風に乗った種に、こう言うよ。

「光り輝いて進めよ。
弾け飛んで、本当のあなたに
なりなさい。」

雨は私を成長させてくれる。

抱きしめ、慈しんであげる。

私の手で、一休みする小鳥には、

祝福の口づけを。

雷に撃たれたり、

物乞いをする様な、

そんな惨めな夜もあった。

音を奏でるために、

弓をいつも磨いていよう。

滑らかに、どこまでも響く様に、

この音を聞いた人全てが、

必ず振り返る様な、

心に深く突き刺さる様な声を。

魂の叫びは、人の奥底を掴む。

浮かんで来た、その柔らかな羽を、

掌で、
そうっと包み込んで捕まえる。

私の息をかけて、今度は、

強く遠くへ放たれる。

花火の爆発する音。

キラキラ散って、

皆んなを夢中にさせ、

皆んなを虜にして、

激しく咲いて、

皆んなを熱狂させ、

穏やかに沈め。

一体何だったのか、

理解出来ないまま、

皆、夢から覚める。

でも、もう、

花火を見る前のあなたは

どこにもいない。

輝きと終末を知った、

深い微笑みを讃えて、

家路へと着くのだ。

電信柱みたいに、

不恰好なものがなくっても、

あなたと私は繋がっている。

私が目を閉じて、ちょっと、

メッセージを送れば、

必ずあなたの元に届く。

繋がりや縁とは、そういうもの。

信じなさい。

電気仕掛けの大海原に、

本当の答えなどないのよ。

ただ、美しい漂着物を
見つけたのなら、それは、
あなたのもの。

大切に持ち帰って、
対話すると良いわ。

季節の過ぎた、枯れた草の実。

この子にも、春はあった。

冬の厳しさも知っている。

あなたを取り巻く全てが、

あなたの教師だ。

迷ったら、悩んだら、

聞いて見るとよい。

誰もがあなたを

サポートしてくれる。

愛情を受け取りなさい。

メモしたことを頼りに生きるより、

大空を見上げていなさい。

虹は、お母さんの所へ向かう記憶。

虹の滑り台を降りて行く、

その途中で、あなたは掴んだ。

この地に持って現れた。

それが才能。

その袋を開けて、

世界中に解き放てよ。

万歳と大声で言って、

大空高く両手を突き上げる。

眩しさで、目を瞑りながら、

全身に、その光を浴びて、

深く、息をすれば良い。

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この様な一篇の美しい詩が綴られました。

この手袋の持ち主は、何か凄いアーティストではないのか？

そんな事を思って、依頼主の方に聞きました。

そうしたら、なんとこの手袋は大物ミュージシャンのPのモノで、

オークションで買われたものだそうです。

本当に本物だろうか？と思って依頼されたとか。

私は本物だと思います。

少なくとも、この手袋は偉大な音楽家のモノであろうと思います、

と告げました。

依頼主さんから、お名前は出さないように言われていますので、

Pから始まる名前で、２０１６年に、

惜しまれながら他界した偉大なアーティストであるとだけ書いておきます。